劇団四季

「ゴースト&レディ」ミュージカルと原作の違い

2024年7月17日

2024年11月11日に劇団四季の最新ミュージカル「ゴースト&レディ」の東京公演が千秋楽を迎えました。

「ゴースト&レディ」は、「うしおととら」や「からくりサーカス」で有名な藤田和日郎先生の漫画「黒博物館 ゴーストアンドレディ」を原作としたミュージカルです。

ミュージカルが気になってるんだけど、原作と内容は同じなの?とか、逆にミュージカルは観劇したけど、原作が気になるって方にミュージカルと原作の違いを説明します。

ミュージカルあるあるですが、原作とまったく同じという訳ではありません。

細かい違いは色々とありますが、特に大きなミュージカルと原作の違いは3つ!。

「ゴースト&レディ」ミュージカルと原作の違い

ミュージカルと原作の大きな違いは、

・キャラクター

・黒博物館

・サムシング・フォー

の3つです。

1つづつ説明して行きます。

キャラクター

「ゴースト&レディ」のキャラクターは、ミュージカルと原作では少し違います。

主要キャラクターの「フロー」、「グレイ」、「ジョン・ホール軍医長官」、「デオン・ド・ボーモン」は変わりませんが、サブのキャラクターが変わってきます。

ミュージカルオリジナルキャラクター

アレックス・モートン

エイミー

「アレックス・モートン」は「フロー」に結婚を申し込んだ男性(キッチリ断られます)で、ストーリーにそこそこ重要な立ち位置にいます。

「エイミー」はフローの部下でフローに憧れている看護師です。のちに「アレックス・モートン」と結婚します。

原作のみのキャラクター

アレクシス・ソワイエ

病院の食事に関する全権を与えられた料理人。原作では彼のおかげで病院の給食環境が劇的に改善されます。

量産型白狼
量産型白狼

ミュージカルではあるあるですが、原作には居ないキャラクターが出て来たりします。

黒博物館

原作は黒博物館シリーズの第2弾として「ゴースト&レディ」がありますが、ミュージカルでは「黒博物館」は出てきません。

ミュージカルでは「ゴースト&レディ」はグレイがフローを主演女優にした舞台を上演という形でストリーが進行していきます。

原作では黒博物館にグレイがある物を借りに来た事からストーリーが始まり、ある物を貸してもらう代わりにある物についての逸話を話す形でストリーが進行します

量産型白狼
量産型白狼

個人的には原作の「黒博物館」設定は好きですが、原作を読んだことがなくてもミュージカル「ゴースト&レディ」は十分に楽しめます。

サムシング・フォー

「グレイ」が「フロー」が旅立つときにプレゼントするサムシング・フォーも、ミュージカルと原作では内容が少し違います。

ちなみにサムシング・フォーとはマザーグースの一節で、「なにかひとつ新しいもの」、「なにかひとつ古いもの」、「なにかひとつ青いもの」、「なにかひとつ借りてきたもの」の4つを花嫁が身に着けると幸せになれると言われています。

新しいもの・・・新しい医療体制と看護方法

古いもの・・・グレイ自身

青いもの・・・青空

と、3つはミュージカルと原作は同じです

最後の1つの「なにかひとつ借りてきたもの」がミュージカルと原作で違います。

ミュージカル・・・「ランプ」

原作・・・「かち合い弾」

「ランプ」も「かち合い弾」も物語では重要なキーアイテムですが、ミュージカルで「ランプ」が採用されたのは、舞台映えがするためと筆者は勝手に思っています。

まとめ

ミュージカルと原作の大きな違いは、

・キャラクター

・黒博物館

・サムシング・フォー

3つです

ミュージカル「ゴースト&レディ」は原作を読んだ事なくても楽しめる作品ですが、原作との違いを知って観劇するのも一つの楽しみです。

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量産型白狼

はじめまして。 サイト管理者の量産型白狼です。 劇団四季の情報を中心に、雑記ブログを運営しています。

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